【初心者向け】キャンプの楽しみ方を知ろう①〜種類編〜

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みなさんは「キャンプ」についてどのくらいご存知でしょうか?

意外にも必要となる情報量が多く、奥深いアウトドアの一つです。

未経験者・初心者の方にキャンプの良さを知って欲しいと思い本ページにまとめましたので、最後までお付き合いくださると幸いです。

この記事でわかること

  • キャンプのさまざまな種類&スタイルがわかる
  • キャンプの楽しみ方がわかる
  • キャンプ未経験&初心者のキャンプ場の選び方がわかる

そもそも、『キャンプ』とはどのようなもののことを言うのか、みていきましょう!

もくじ

キャンプってどんなこと?

アウトドアで行うキャンプとは、外で野宿をして自然や野外活動を楽しむことです。

大自然の中で非日常感を味わうことが一番の醍醐味です。

キャンプ道具をそろえてキャンプ場へ行き、BBQや焚き火などをして楽しんだあと、テントで寝て一泊を過ごすというのが基本のスタイルになるかと思います。

ゆきちだ

わたしもテント泊をメインにキャンプしています!

ですがキャンプはとても奥深く、そのスタイルは人それぞれ多種多様です。次の項目で詳しく解説していきます。

キャンプの種類

キャンプと言ってもさまざまな種類やスタイルがあります。

※あくまでも一例の紹介です。

  • 宿泊の有無
    • 泊まりがけのキャンプ or 日帰りのデイキャンプ
  • 宿泊スタイル
    • テント、ロッジ・コテージ・バンガロー、グランピング、車中泊、ブッシュクラフトなど
  • キャンプ場のロケーション
    • 山、海、川、湖、高原、牧場、農園など
  • キャンプ場のサイト
    • 区画、フリー、オートサイトなど
  • キャンプ地の地面状況
    • 土、芝、小石、砂など

宿泊の有無

はじめに、キャンプスタイルとしては大きく2種類に分かれます。

△泊りがけのキャンプ… 家以外の場所で宿泊し、一夜を過ごすこと

△日帰りのデイキャンプ… 宿泊はせず日帰りで野外活動を行うこと

多くの人は泊りがけのキャンプをイメージすると思いますが、キャンプは日帰りでもできちゃいます!

初心者の方は特に、デイキャンプから始めてキャンプの雰囲気に触れてみるのもいいと思います。

※キャンプ場によってはデイキャンプ不可の場所もあるので、しっかりリサーチしてから行きましょう。

宿泊スタイル

テント 難易度:★★★☆☆

キャンプと言ったら「テント」というほど多くの人が選ぶ王道スタイルです。

お気に入りのキャンプ道具を買い揃えて、焚き火やBBQを楽しんだり、と、楽しみ方は人それぞれです。

ここ数年のキャンプブームで安価なキャンプ道具が出回るようになり、気軽に始められるアウトドアとなりましたが、キャンプ用品を一気にすべて揃えようとするとかなり高額になり、家計への負担は大きくなってしまいます。

また、数回行っただけでキャンプに飽きてしまう可能性があり、せっかく買い揃えたキャンプ道具が無駄になってしまわないように、キャンプをこれから始める&始めたての初心者の方はレンタル品を活用することをおすすめします

キャンプ道具を持っていないけど、キャンプに行ってみたい。

コテージ・ロッジ・バンガロー 難易度:★★☆☆☆

コテージ、ロッジ、バンガローは一棟丸々貸し切る宿泊施設のことで、貸別荘のようなイメージです。

コテージ・ロッジには調理器具やシャワー、トイレ、空調などの生活に必要なものが完備されており、快適に過ごすことができます。

一方、バンガローは設備の備え付けがない宿泊のみを目的とした小屋です。(バンガローはキャンプ場によって「キャビン」や「ケビン」と呼ばれます。)食べ物や寝具の用意が必要になるためテント泊の予行練習として過ごすことができます。

グランピング 難易度:★☆☆☆☆

近年ブームになっているグランピングは、ホテルライクのように豪華に過ごせる手ぶらキャンプのことです。

テントの中にはベッドやソファなど本当のホテルの一室のような設備が整っており、BBQの食材も施設のほうで準備してくれるので、気軽にキャンプ体験ができちゃいます。

一泊の料金は2万以上になるところが多く高額ですが、楽ちん・快適・おしゃれで一番初心者向きのスタイルです。

車中泊 難易度:★★★☆☆

その名の通り、車の中で寝て一泊を過ごすスタイルです。

車の乗り入れができるオートキャンプ場でも車中泊が禁止になっているところが多いため、行きたいキャンプ場で車中泊が可能かどうかHPなどで確認してから行きましょう。

普通の乗用車でもスペースがあれば可能ですが、キャンピングカーを使うと広い寝室に冷蔵庫や電子レンジまで完備されているので、とても快適に過ごすことができます

ブッシュクラフト 難易度:★★★★★

必要最低限の物(ナイフや斧、テント)のみを持ち込み、その他の道具は現地調達をして生活の拠点を作りながら自給自足で過ごす超上級者向けのスタイルです。

キャンプ場のロケーション

山間部にあるキャンプサイト

出典:黒板オートキャンプ場

森林の自然を一番身近に感じられるキャンプサイトです。

森と一体となったように過ごすことができ、新鮮な空気と自然の音による森林浴で、リラックス効果が期待できることから、とても心地良く過ごせるでしょう。

気温は平地に比べると上下しやすく、夏は涼しく快適に、冬はやや寒さが厳しい環境となります。

海辺のキャンプサイト

出典:キャンプマナビス

綺麗な海を見たり波音を聞きながらキャンプをすることができます。

近くの海が遊泳可能な場所なら、テント設営の合間に海を楽しむのもいいですね。

ただし、海からの風が強くなりやすいため注意が必要です。

川辺や湖畔のキャンプサイト

出典:西湖・湖畔キャンプ場

川や湖といった水辺では、自然に流れる水音がBGMとなり、落ち着いた雰囲気の中でキャンプを楽しむことができます。

湖だと山梨県の山中湖や河口湖に湖畔キャンプができる場所があります。

牧場や農園といった珍しいキャンプサイト

牧場や農園といった、一見キャンプとは関係がなさそうな場所でもキャンプ場が併設されていたりします。

農園では農作物の収穫体験も一緒にできちゃいます。

関東だと「マザー牧場オートキャンプ場(千葉県富津市)」や「THE FARM(ザファーム)(千葉県香取市)」、「有野実苑オートキャンプ場(千葉県山武市)」などが有名です。

出典:ザファーム
ゆきちだ

キャンプと同時に牧場観光や、農業体験ができるのはファミリーキャンパーの方には嬉しいですね。

キャンプ場のサイト

サイトとは、ロープや植木などで仕切られたスペースにキャンプで使用するテントやタープなどを設置し、生活の拠点とすることができる場所のことです。

※キャンプ場予約時にあらかじめ決められたサイトを確保しておくものなので、現地では特に場所を確保する必要はありません。(フリーサイトを除く)

区画サイト

ロープや植木などで仕切られたスペースのサイトです。指定されたサイトの範囲内であれば自分のキャンプ拠点を自由に作ることが可能です。

フリーサイト

区画サイトとは対称的に区画分けされていないサイトのことです。自分の好きな場所に自由にスペースを確保することができます。木のそばや眺めの良い場所は先着順ですぐにとられてしまうため、このような場所を希望する場合はチェックイン開始時間に行き、早めに確保することをおすすめします。

オートサイト

車の乗り入れが可能なサイトです。テント設営地のすぐそばに車を横づけできるため、キャンプ道具を運ぶ手間が省けます。車でキャンプへ行くならオートサイト一択です。

キャンプ地の地面状況

ここからは地面状況の4種類をメリット&デメリットで紹介していきます。(テント泊を想定した解説となります

出典:長瀞キャンプヴィレッジ

メリット

  • ペグが設置しやすい
  • 寝心地がよい

デメリット

  • 水はけが悪い場合がある
  • テントが汚れやすい

芝生

メリット

  • 寝心地がよい
  • テントが汚れにくい
  • ペグが設置しやすい

デメリット

  • 水はけが悪い場合がある
  • 焚き火台を使用していても芝生に火が移らないようにするため灰の受け皿が必要

砂地

出典:スプラッシュガーデン秩父

メリット

  • 寝心地はまあまあ良い(砂利よりは良い)
  • 虫は少なめ

デメリット

  • ペグが緩みやすい
  • 夏などの暑い日は地面が熱くなりやすい
  • 乾燥していると砂ぼこりが立ち、靴や衣服が汚れやすい

小石または砂利

メリット

  • 水はけがよい
  • テントが汚れにくい
  • 虫は少なめ

デメリット

  • 寝心地が悪い
  • しっかりとしたグランドシート、マットの準備が必要
  • 場合によってはテントが破けてしまう可能性がある
  • ペグが刺さりにくい場合がある
ゆきちだ

私がよく行くキャンプ場ではレンガ色の瓦チップのサイトがあります。
水はけがよく、虫も少ないので、お気に入りのサイトです。

☆その他キャンプ場によってさまざまな地面環境があるので必ずキャンプ場HPなどをチェックしてから行きましょう!

キャンプ場に管理人がいるかどうか

管理人がいる

管理人がいるキャンプ場の一番のメリットは安心して快適に過ごすことができることです。イレギュラーなことが発生したり、不明点があった際にはすぐに直接聞くことができるため、滞在中に困ることは少ないでしょう。

特にキャンプに慣れていない初心者の方は管理人常駐のキャンプ場を選ぶことをおすすめします

管理人がいない

有事の際にすぐ対応してもらえない場合があります。また、キャンプ場内の管理が行き届いていない可能性があるため注意が必要です。

天候や気候などの環境

季節ごとの違い

春・秋

キャンプのベストシーズンで、気温・気候ともに過ごしやすく、初心者に最適な季節です

春は花見、秋は紅葉を楽しみながらキャンプをすることもできます。

夏・冬

猛暑や極寒といった厳しい環境になり、多くの対策が必要になるため、上級者向けの季節と言えるでしょう。

もし初心者の方で夏か冬にキャンプをする場合は、想定よりも多めに避暑&防寒対策をしていくと困ることも少なく済むでしょう。

天気ごとの違い

🌞晴れ

言わずと知れたキャンプ日和です!初心者の方は天気予報をみて晴れの日を狙って行くことをおすすめします。

ただし、外での活動のため、紫外線対策や夏の時期は気温が上がりやすいので注意しましょう。

☂️雨

雨の日を狙ってキャンプに行く人は少ないかと思いますが、急な通り雨は山間部のキャンプではよくあることです。

雨が降りそうと思ったら事前にタープを張っておくなどの対策をしておくと、いざ雨が降ってきた時に慌てず行動ができるでしょう。

自然の中で木々に落ちる雨の音を聞くというのもヒーリング効果があって良い体験だと思います。

☃️雪

雪中キャンプと呼ばれるスタイルで、上級者向けの楽しみ方になります。

もちろん、雪がある環境では寒さが厳しく、入念な防寒対策が必須ですが、空気が澄んでいて綺麗に見える星空観察や雪遊びができることが醍醐味です。

まとめ

キャンプといってもいろいろな種類やスタイルがあって、人それぞれ多種多様の楽しみ方があります。

いろんなスタイルを知って、試してみて、自分なりのマイキャンプスタイルを見つけられると楽しさが倍増し、キャンプ沼にハマること間違いなしです。

少しでも興味があるのであれば、思い切って行動に移してみましょう!

初心者の方におすすめするキャンプスタイルを以下にまとめました。

初心者におすすめの条件まとめ ※あくまでも参考程度でOKです。

  • まずはデイキャンプから始めてみる
  • グランピングやロッジ、コテージなどの建物に宿泊する
  • キャンプ場のロケーションは好きな場所でOK
  • 選べるなら芝生サイトがおすすめ
  • 管理人が常駐のキャンプ場に行く
  • 季節は春or秋、なるべく晴れの日を狙う

キャンプの基本情報はこれだけではありません!

知っておくべき情報は多いですが、知れば知るほどキャンプの魅力に惹かれていきます!

ギア(道具)の種類、キャンプにかかるお金、害獣・虫などの対策、ルール&マナーなど、それぞれの項目ごとに分かりやすく掲載していきますので、こちらもぜひチェックしてくださいね!

では、またお会いしましょう( ・∇・)

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ゆきちだ
アウトドアとインドア両方好きの主婦。関東在住。キャンプ、旅行、温泉、ドライブ、映画、アニメ、ゲーム、カフェが好き。関東を中心に夫とデュオキャンプ。旅行は温泉&グルメ&沖縄多め。夢は日本一周と地元でカフェを開業すること。
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